最初に戻る          スポーツとしての射撃競技を始めるには

  とりあえず、所持許可の必要のないビームライフル射撃から始め ることをお勧めします。 これは、日本から生まれた国体競技種目にもある競技に用いられる銃で、光線を発射し、光学的に実際の銃と同様な精度で競技が行え るよう、かつ、射撃競技の普及を図るために工夫されたもので,射撃場以外でも公民館や体育館などで誰でも競技が可能です。(日本の法律では実弾を発射する 銃を所持してスポーツ射撃を行う場合、都道府県の公安委員会から、所持許可を受ける必要があります。)

次に、ある程度、自信がついた時点で、エアライフル銃(空気銃;圧縮空気などの力で鉛の弾(通常直径4.5mm、標的までの距離10M)を発射するもの)から始めるのが良いでしょう。

この銃を用いた競技もオリンピック等でも、盛んに行われており、長野パラリンピックのバイアスロン競技で日本が金メダルを獲得した時に使われていたのもこのタイプの銃です。

さらに、上の火薬を用いる銃(装薬銃という)に進むこともできます。 一般に競技として広く行われているのはスモールボア(小口径銃:口径5.6mm)のもので、50Mの距離で競技が行われます。通常、エアライフルで所定以 上の成績が出るようになった時点、で日本ライフル射撃協会の推薦を受け、都道府県の公安委員会に所持許可申請を提出することにより、銃を所持することがで きると同時に競技が行えるようになります。興味のある方は各県のライフル射撃協会か銃砲店に照会されれば詳しく教えてもらえます。日本ライフル射撃協会(NRAJ)のHome Pageにもライフル射撃競技の解説とともに「競技銃を所持するには」と題し、さらに詳しい解説が掲載されています。